病院で注射や湿布をしても、なかなか治らないでいるばね指。
ネット検索してると「長い期間そのままにしておくと、曲がったままで関節が固定されてしまう」などの情報が飛び込んできます。不安にさせます……
原因のひとつに背中やお腹の筋肉が硬いことを知ると、さっそくヨガやランニングなど運動を検討する方います。
ばね指を解決するには、次の2つが大切です。
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- 原因を知ること
- ただしい解決方法でアプローチすること
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この2点をおさえれば、よくなるはずです。
カルテを開示する訳にいきませんが、[emphasis]体操のみ[/emphasis]で、ばね指を解消しているケースもあります。
ばね指になったときは、まず何からアプローチすると良いかをお伝えします。
運動するだけでは改善しません
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筋肉の問題が起きていることに間違いはありませんが、やみくもに筋肉を動かしたり伸ばしたりするのは良い方法ではありません。
なぜなら運動しても狙った筋肉をゆるめることはできないからです。
かつて私が腰と股関節の痛み、そして首こりを経験したときに、ランニングとヨガでどこまで改善できるか検証した経験があります。6カ月継続して実施しました。
結果は、まったく改善しませんでした。まったくですよ。むしろ悪化しました。
原因と改善方法がわからないまま取り組んでもしんどいだけでです。欲しいものは手に入りません。
私は今でもランニングやヨガは楽しんでます。これらのエクササイズで痛みが消える方もいます。
それは、ゆるめるべき筋肉にアプローチできたからです。
コンディションを整えてからしないと、改善しないどころか、けがのリスクさえあります。
痛みを解消するうえで、運動は万能ではありません。原因を知ることが近道です。
ばね指になる原因
[keikou]病院で炎症をおさえる治療をしても治らない場合や、エコーで腱が正常なことがはっきりしているなら[/keikou]、原因は他の筋肉です。
指の動きに関連する筋肉（腹、腰、首、胸、肩、背中、腕など）が硬く緊張していることで、とおく離れた指に痛みが出るんです。
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腰やお腹の筋肉が影響しているのは想像しにくいかもしれません。
では、ここでマウスを人差し指で[emphasis]グッと[/emphasis]押してみてください。わずかにお腹に力が入るのを感じますね。
指が動くとき、手や手首だけではなく体じゅうの筋肉が協力しあっています。
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腰やお腹の筋肉が影響しているのは想像しにくいかもしれません。
では、ここでスマートフォンの画面を親指で[emphasis]グッと[/emphasis]押してみてください。わずかにお腹に力が入るのを感じますね。
指が動くとき、手や手首だけではなく体じゅうの筋肉が協力しあっています。[/mobile]
医学的な根拠にとぼしいと考える方がいます。それも確かです。
しかし、ばね指の方のお腹へアプローチするのとしないのとでは、アプローチした方がより早く改善していきます。
ばね指の原因は、多くの場合において指を除いた部分にあります。
関連する筋肉が硬いために、筋肉の連動がうまくいかず問題が出るのです。
アプローチするべき筋肉
ばね指になった原因がわかれば、あとは対処するだけです。お腹から手首にかけて硬い筋肉をほぐしましょう。
自分でマッサージすることのメリットは、異変に気づくことです。
- ばね指の方のほとんどは、ねこ背です。
- 頭の位置が前に飛び出しています。
- 肩は内側に巻き込んでいます。
- バンザイすると、腕があがりずらいです。
- あがっても、腰を反らしてあげています。
- お腹はガチガチです。
[keikou]ばね指になったのは結果です。さまざまな筋肉の問題が積みかさなった末、弱い場所に痛みが出たんです。[/keikou]それが、あなたの場合は指だったということです。
まとめ
- 原因は指とは別の筋肉にある
- 運動ではねらった筋肉をほぐせない
- 運動するなら硬い筋肉をゆるめてから行う
みずから良くしよう！という気持ちは、とても大切です。
優れた先生や治療方法にめぐりあった時「良くしたい！」という希望があると、相乗効果でよりよい結果が期待できます。
一方、原因がわからないままに、間違ったアプローチをすれば「解決したい！」という気持ちは空回りです。
痛みを解消したい気持ちの先には、できないで困っていること、不安な気持ちから解放されたいという強い想いがありますよね。ぜひ、ただしい知識をもって、早くスッキリしましょう
