DS160の証明写真をiPhoneやスマホで撮るのをすすめない4つの理由

結論:写真はプロに任せるのが最安・最速・最ラク
DS160の証明写真をiPhoneやスマホで撮って、安くしようと考えている方。まず、顔写真のデジタルデータがなくても申請することは可能です。一方で、オンラインでの申請と同時に顔写真をアップロードしたいと考えているなら、プロに任せることを強くすすめます。カメラ歴の長い私がスマホとデジタル1眼レフで撮影からプリントまで試してみた経験からの提案です。理由は、以下の4つです。
- 顔写真の規格がきびしいだけでなく、細かい点がたくさんある。
- Webで写真をアップする場合は、デジタルデータとプリントした写真との両方が必要である。
- 基準をみたさないと、Wetサイトでアップロードするときにはねられてしまう。
- 自分にしかできない、他の資料の準備に時間を使いたい。
この記事は、
- 予算や要望、地域に応じてて、どの方法がベストなのか
- プロに任せた時の、予算や時間
- プロに撮影してもらったデータを自分で加工して安くすませる方法
- DS160申請サイトでアップロードする方法
を知りたい方にむけた内容です。
アメリカ観光ビザ(B1/B2)のながれについて調べるのが大変なら、こちらにまとめておきました。戸籍謄本の英訳から面接の質問まで、私の経験を凝縮してます。
もくじ
1 あなたにとって最適な方法がどれかフローチャートで判断
2 プロに写真撮影をまかせるべきだと思った理由4選
1)アメリカビザ顔写真要件がこまかすぎる
2)Webに写真をアップする場合、デジタルデータと印刷した写真が必要
3)基準を満たさないとアップロードするときにハネられてしまう
3 プロに撮影してもらう
4 自分で画像データの大きさ・ピクセル数を変更する方法
5 写真をアップロードしよう
6 まとめ
1 あなたにとって最適な方法がどれかフローチャートで判断
優先順位や、お住いの地域、環境、コンピュータースキルなどによって、どの方法がもっとも良いのか変わってきます。現在のアメリカ大使館の情報をもとに、どのような方法があるのかまとめました。なお、選択肢のくわしい意味は、このさきの記事を参考にしてください。
2 プロに写真撮影をまかせるべきだと思った理由4選
1)アメリカビザ顔写真要件がこまかすぎる
すこしでも安くしたいという気持ちもあると思いますので、まずは、写真要件を知ってから判断してみてください。
アメリカビザ顔写真要件の一部
- 縦及び横の長さが、600px~1200pxの間に収まること(px=ピクセル) →「ん?」となった方は即プロへ
- ファイルサイズは、240キロバイト以下
- ファイル拡張子はjpgかgif形式
- 5cm x 5cmの正方形であること →対応している証明写真ボックスを探すのが大変
さらに頭痛がする顔写真の要件は、ビザ申請サイトで案内されています。
2)Webに写真をアップする場合、デジタルデータと印刷した写真が必要
写真を申請画面のウェブ上にアップロードするために、デジタルデータも必要ですが、面接の際にも原本の提出が必要になります。スマホで撮影するにしてもプリントされた原本が必要です。実は、申請書DS160のオンラインフォームは、写真のアップをせずに行うこともできます。しかし、結局のところ面接のときに持参する写真が基準を満たすかどうかは、当日にならないとわかりません。スマホや近所の証明写真ボックスで撮影したものが却下されるリスクを考えると安心できません。なお、大使館/大阪・福岡・那覇領事館内のスピード写真で撮ることもできますので(1回1000円)
あれこれ考えるのが嫌になってきた方は、Webにアップせず領事館で写真を撮影して提出するのばベストです。ただ、当日に運わるく稼働してなくてアタフタはいやなので、わたしは事前に撮りました。また、札幌の領事館で写真が撮れるは掲載されていませんのでご注意ください。在日米国大使館・領事館のパスポート写真の案内
3)基準を満たさないとアップロードするときにハネられてしまう
アメリカのビザを申請するために、DS-160というオンラインフォームを作成しなければいけません。フォーム自体を英語で入力していくため大変ですが、さらに大変なのは、長時間のすえたどり着いた最後のパートで顔写真データをアップロードしなければいけません。ここで、写真が基準外だとエラーが出てしまいます。
スマホで撮影した場合、事前に写真のテストサイトで規格対応か確認する方法もありますが、「アップしてエラーが出たら、撮りなおす」を繰り返します。ようやく、合格品質の写真が撮れても、つぎは、規格にストライクの品質でプリントできるかは分かりません。
ちなみに、わたしは、iPhoneと1眼レフで、照明器具をあつめレフ板をつかって撮影したデータが、チェックサイトで拒否されてしまい、プロに任せました。
4)自分にしかできない準備に時間を使いたい
ESTA(ビザ免除制度)で申請内容をミスっただけという方もいると思いますが、ESTA制度を利用せずビザ申請をするのは、それなりの状況にあるからだと思います。特別な状況の中で必要な資料をととのえるなど、重要度によって集中力を分散させるには専門家にまかせるのも1つです。
ただ、経験としてチャレンジすることは良いと思います。ぜひ、時間と労力がかかって折れそうになったら、いつでもプロに任せられると思って挑戦してください。
3 プロに撮影してもらう
わたしは大阪の北部に住んでいるので、スタジオ728(スタジオ・ナニワ)さんにお世話になりました。
- 価格: ¥1,650(スタンダード2枚セット。データCD付き)
- 時間:15分
- オプション:オンライン申請用Webデータ ¥1,100
オプションのCDは、アップロードできるサイズに加工したものをCDへ入れくれます。もし、コンピューター持ってるなら、無料で付与されるデータCDを自分で加工してもできます。加工方法は、自分で画像データの大きさ・ピクセル数を変更する方法をご覧ください。撮影した写真をアメリカ公式サイトにて基準を満たすか確認してくれます。
4 自分で画像データの大きさ・ピクセル数を変更する方法
お店でもらった写真が5cm角に加工されてない状態で受け取った場合は、コンピューターで加工します。すぐにWebへアップできる状態なら、ここは飛ばして、DS160申請へすすんでください。ここでは、MacOSに標準でインストールされている「プレビュー」アプリを利用する方法をお伝えします。
※Windowsの場合は、標準アプリ「ペイント」を利用します。
STEP1 正方形にカットする
①写真データをプレビュー(アプリ)で開く。 →
→ 長方形で選択をえらぶ
②ドラッグして、だいたの範囲を選択(Shift押しながらすると正方形で選択できる)
正方形と顔の位置は、あとあと移動させることで変更できます。
どれぐらいの位置に顔をおさめるかは、アメリカ外務省サイトの画像を参考にしてください
③ を押す → 幅:600 高さ:600 単位:ピクセル (600〜1200pxで指定します)
④ 変更後のサイズが 240KB以下になっていることを確認(これは82KBまで削減されている)
OKを押す。
5 写真をアップロードしよう
顔写真が撮れたら申請です!DS-160のサイトに行きましょう。
① 米国ビザオンライン申請サイトへいって、ビザ申請する管轄エリアを選択します。
この時点では、コードや言語を選択しなくていいです。
② すると、Test Photoが現れるので、選択。
③ ファイルを選択をえらび、アップする写真を選択。
④ 基準を満たしたら、こんな画面に切り替わります。
Next: Continue Using This Photo をえらぶと、そのまま申請画面へすすむことができる。
6 まとめ
- もっともラクなのは、面接当日に大使館・領事館で撮影する方法
- 早くて、安くて、確実なのは、基準適合チェックしてくれるプロに任せる方法
- データCDをもらえる場合は、アップロード用のデータを購入しなくてもパソコンで加工できる
写真のアップが終わったら、あとは申請ですね。もうひといきです。